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山根 剛 |
学生の頃から競泳・柔道・空手と、自分自身の体のみで戦う競技をしてきた。 特に、競泳は…自画自賛だが毎年全国最終ランキング上位に食い込むほどの 成績は残していた。 そのために、毎週月曜日が休みのほかは、週2日朝5時からの早朝練習、その後登校し、 帰宅後すぐに練習。練習後に週3日筋トレ。筋トレのない日は予備校に…。 こんな事をひたすら繰り返していた。 が、年に3回は必ず原因不明の体調不良に悩まされていました。 その症状は、頭痛⇒37度台の微熱⇒体が硬直⇒気持ち悪いが吐くものがない この状態が3日ほど続いた後、嘘のようにいきなり起き上がることができるようになる… そうでなくても、右肩を壊した時は、スポーツドクターと称するものに「ウデ切っちゃおうか?」 今思えば、成長痛と思しきひざの痛みが出たときは、「放っておけば治る」 腰痛で歩けなくなった時には、「もう使いモノにならないね」と足蹴にされ… 急激に視力が落ちたときは、「運動・勉強のやりすぎ」と一言… 足首を捻挫した時は、がちがちに固定されて余計おかしくなるし… こんなことが、25歳まで続いていた。病院に行くのが憂うつだった。
25歳で初めてカイロプラクティックに出会うわけだが、 そのときの手法が偶然にもアクティベーターメソッドだった。 といっても、特に検査をするわけでもなく、服を脱がされて、 ベッドに横になったと思ったら、いきなり温熱パットを背中において… 何の説明もなしにパチンパチンと10分程度で終了。 その後、専門用語のオンパレードと言う催眠療法にかかって翌日も来ることになったが、 帰宅後に気持ち悪くなってしまい… 吐きそうにも吐けない…といったストレスを一晩味わった。 翌日、その先生は「余程体が弱いのですね」とかなり気にかけてはいたが、 治療内容は昨日と全く変わらなかった。 結局、半年近く週1回頑張って通ったが、時々調整箇所が減るものの、 大して効果があったかどうかは未だに疑問だし、 なにせやることが機械的・マニュアル通りに同じ事の繰り返し。 そして、自宅から自動車で15分と近いものの、 今思えば少しもよくなってはいないよね…と治療院を紹介してくれた方にぼやいたら、 別のところを紹介してくれた。
その治療院には、今の私の治療体系の基礎となるべき、 そしてこの世界を勧めてくれた先生がいた。 その先生は、宣伝が嫌いで他の治療院からアレコレ言われようともマイペース。 患者様のためになることなら常識の範囲内で何でもやる!って人で、 肺がんで亡くなるまで本当に一人で何もかもやっていた。 だいたい治療院ソノモノが治療院にはとても見えなかった。 でかいテレビとビデオは必需品で、オーディオにもお金をかけ、 飲み水は徹底管理し、机は常に汚い。 ベッドを使わずマット施療。暇さえあれば農作業がゴルフの打ちっぱなし。 ずいぶん変わった先生だったが、施術となると、全く別人になる…。 なにせ、今まで通っていた治療院の先生と真逆の事を言っていたが、 なぜかその真逆のほうが利にかなっていた。 一見、治療院だかよく分からないところだが不思議と親近感があって、 毎週月曜日夕方6時…出張に行っていなければ、車で片道1時間の治療院に必ず通っていた。 その甲斐があってか、1年後には考えられないほどの力が漲ってくるようになったし、 必要以上の疲れやだるさもほとんどなくなると共に怪我もしなくなった。 実際、たった数歩のところでも車を使っていたのが、 週1日だがスポーツジムで汗を流せるようにもなった。 リハビリ用のツールなども、ペットボトルの容器や輪ゴムなど、日常生活に欠かせないものを応用。 特殊なものでなければ高価なものを購入不要という考え方も踏襲している。 ベッドの横にはアクオスもDVDプレイヤーもあるで、好きな音楽を聴きながら施療… なんてことも可能だ。 AMCTを導入するために現在の専用ベッドに切り替えたが、 それ以外はまさにその先生の治療院のまま…。 夜遅くまで受け付けているのも、生来の夜型人間だからこそできるのかもしれないが、 最終受付が夜11時を回ることが稀にあるために、朝の受付がゆっくりなのはご勘弁いただきたい。
山根 剛 |